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【走ると膝に痛みがある「オスグッド」とは?なぜ学生に多いの?】

コラム2024.09.25

【走ると膝に痛みがある「オスグッド」とは?なぜ学生に多いの?】

オスグッド(オスグッド・シュラッター病)とは膝のスポーツ障害です。

オスグッドの原因や特徴、学生に多い理由などを解説します。

 

■オスグッドは走ると膝に痛みがあるスポーツ障害

 

オスグッドはサッカーやバスケット、バレーボールなど膝をよく使うスポーツをしている人に多いスポーツ障害です。

 

人間の膝のお皿の下には太い骨(脛骨、けいこつ)があり、筋肉はこの骨に付着しています。

膝をよく使うスポーツで飛んだり跳ねたり、走ったりすると、脛骨周辺の筋肉に炎症が起きてしまいます。

膝を多く使うことで、骨や筋肉が動き、負担がかかってしまうからです。

 

オスグッドには注意したい2つの特徴があります。

 

・軽く見て治療をしないと、大人になってからも後遺症に悩ませられることがある

・膝に痛みが走るなど症状を訴えるのは学生に多い(部活などでスポーツをしている子供など)

 

オスグッドによる膝の痛みの場合、「走ると痛い」「足を動かすと痛みが走る」といった症状から、つい親御さん側が「成長痛だろう」「筋肉痛だろう」と軽く見てしまいがちです。

結果、走るときの膝の痛みといった症状を改善できず、そのまま成人しても引きずってしまうことも少なくありません。

 

学生も「部活で疲れているからだ」と症状を甘く見てしまうことがあります。

部活のときだけでなく、生活のわずかな動作でも痛みが出てしまい、日常生活や勉強にも支障が出てしまうケースが実際にあります。

 

サッカーやバレーボール、バスケットボールなど膝をよく使うスポーツをしている学生の場合、膝に痛みが出たら要注意です。

オスグッドを疑い、早めに整骨院の施術やアドバイスを受けることをおすすめします。

 

■走ると膝に痛みがあるオスグッドはなぜ学生に多い?

 

走ると膝に痛みが出るスポーツ障害であるオスグッドは、大人より成長途中の学生に症状が出ることが多いという特徴があります。

学生に痛みなどの症状が出やすいのは、2つの理由があるからです。

 

・学生の体は成長途中で不安定だから

・親御さんや先生などの「痛みがある」と言いにくい

 

生徒の体は成長期ゆえに柔らかく、不安定な状態です。

その体で過度な運動をしたり、膝への負担がかかったりすると、どうしても痛みといった症状が出やすくなってしまいます。

 

学生の体が成長期だから。不安定な状態だから。

これが、学生にオスグッドが多い理由のひとつです。

 

また、学生の場合「部活を休むと先生や親、友達に言いにくいから」「大会前にいろいろ言われたくないから」などの理由で、走ると膝に痛みが出るといったオスグッドの症状を我慢することがあります。

「大人になっても影響が出ることがある」「痛みを我慢すれば、さらに状態が悪くなる」と、学生にしっかりアドバイス/指導することが重要です。

 

■最後に

 

走ると膝が痛むなど、オスグッドの症状は放置しても治りません。

大人になってからも膝に後遺症が残ることがあるため、早期の治療が重要です。

学生がスポーツを楽しむためにも、そしてこれからの人生のためにも、「膝が痛い」「膝に違和感がある」という症状は甘く考えないでください。

 

当整骨院は膝の痛みなど、スポーツによる障害/不調/違和感/痛みなどの改善に取り組んでいます。

膝の痛みのことなら、札幌の東かりき鍼灸整骨院へご相談ください。

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