コラム2024.03.14
【交通事故によるむち打ちの症状とは?放置するデメリット】
交通事故と言うと深刻な外傷を想像するかもしれません。
実際は、交通事故の9割はむち打ちなどの軽傷だと言われています。
ただ、交通事故の際に外傷がほとんどないと、むち打ちの症状を交通事故と結び付けず、しっかり治療しない方も珍しくありません。
■交通事故によるむち打ちの症状
交通事故によるむち打ちでは主に次のような症状が出ます。
これらの症状は1つ以上が強く出ているケースや、複数の症状が重なって出ているケースなどがあります。
交通事故後にこれらの痛み・不調が出たときはむち打ちを疑った方が良いでしょう。
・首が痛い、首の周辺(肩や頭、背中など)が痛い
・首や腕に痺れやだるさがある
・頭痛が続く
・めまいや吐き気がある
・体のだるさや疲労感が続いている
・背中や肩などのこりが酷い
・ふらつきがある
・家事や仕事、趣味などへの意欲の低下
・不眠など今までにない違和感がある
むち打ちの出方にはかなり個人差がありますので、これ以外の不調・痛みとして出てくることも少なくありません。
交通事故の後に体調面で「おかしいな」「交通事故前と違っているな」ということがあれば、早めに整形外科・整骨院へ相談することをおすすめします。
なお、むち打ちは交通事故にあってから数時間~72時間と、時間が経ってから出てくることが基本です。
交通事故から1日や2日経って出てきた痛み・不調は「交通事故と無関係では?」と思うかもしれません。
交通事故後は時間差で出てくる痛みや不調も多いので、時間差で違和感や痛みがあった場合も「無関係だろう」と思わず、早めに適切な治療を受けることが重要です。
いずれにしろ、違和感や痛み、不調があれば早めの相談・治療が大切になります。
■交通事故後のむち打ちを放置するデメリット
交通事故後のむち打ちを放置しておくと、仕事や生活に影響が出るようなデメリットがあります。
・不調が別の箇所にも影響する
・痛みや不調で思うように仕事や家事が進まない
むち打ちを放置すると、痛みや不調により仕事や家事などが思うように進まなくなってしまいます。
たとえば座ってパソコンを使う仕事の場合、首の痛みや頭痛、背中や腕のだるさなどで仕事に進捗に影響が出てしまうケースが考えられるのです。
こうした影響を防ぐためにも放置はおすすめしません。
さらに、むち打ちの放置により体の各所に影響が出てしまうこともあります。
たとえば首の痛みがあると、体は自然と痛みのある個所をかばってしまい、動作が不自然になってしまうのです。
そのせいで、今までなかった強いこり、だるさなどが出てしまうケースは珍しくありません。
さらなる不調・痛みを出さないためにも、むち打ちは放置せず早めに交通事故治療を受けてください。
■最後に
交通事故後のむち打ちは病院の整形外科や整骨院で治療可能です。
ただ、整形外科の場合はむち打ちの診察・治療が難しいという事情があります。
むち打ちは検査をしても判断しにくく、「おそらくむち打ちでしょう」「湿布を出しておきます」で終わってしまうことも多くなっています。
こういった整形外科で治療しにくい不調・痛みの治療には整骨院が向いています。
当整骨院もむち打ちなどの交通事故治療を得意としていますので、お気軽にご相談ください。