コラム2023.12.21
【冬に増加する交通事故、肩の痛みを軽減するには?】
冬は「車がスリップした」「よせた雪に車がぶつかってしまった」など、雪や凍結の関係で事故の多い季節です。
また、事故が多いことから体を痛めやすい季節とも言えるでしょう。
冬になると当整骨院には雪・凍結に関する事故で「肩を痛めてしまった」などのご相談が増える傾向にあります。
交通事故で肩を痛めた場合、どうやって痛みを軽減すればいいのでしょう?
■交通事故による肩の痛みはどうやって軽減する?
スリップ事故や雪による交通事故の際に肩を痛めてしまった、あるいは交通事故の後に肩に痛みが出てしまった場合は3つのケースが考えられます。
・事故の衝撃で肩およびその周辺を痛めてしまった(いわゆる「むち打ち」)
・肩自体を痛めてしまった
・他の部位の怪我や痛みをかばっている結果、肩にも不調が出てしまった
交通事故で肩の痛みが出てしまった場合は、状態とケースに合わせた軽減策が必要になります。
たとえば、交通事故で足を痛めてしまい、その後に肩にも不調が出たとします。
このようなケースでは肩を痛めている可能性も考えられますが、痛い足をかばって生活している結果として肩にも不調・痛みが波及している可能性が考えられるわけです。
体の一部、あるいは複数部位が痛いときは、日常の動作にも影響が出てしまいます。
痛い部位をかばって無理な動作、不自然な動作を繰り返すと、他の部位に負担をかけてしまい、まったく関係のなさそうな部位が辛くなることは珍しくありません。
他の部位を交通事故で怪我したときは、肩も痛めている可能性と肩に負担をかけて痛みに繋がっている可能性、どちらも考えた方が良いと言えるでしょう。
どちらの可能性も考えた上で体をチェックし、根本的な原因を改善するための施術を行うことが痛みの軽減策になります。
■自己判断は危険?
交通事故後に肩の痛みを放置することはおすすめしません。
また、肩が痛み出したときに「少し経てば自然と治まるだろう」「交通事故のときに軽く痛めたのだろう」と考えることもおすすめしません。
交通事故後の痛みを改善せずに放置すると、痛みや不調が悪化することも珍しくありません。
そして、肩の痛みをかばって生活や仕事をすることにより、体の他の部位に痛みや歪みが出てしまうことがあるのです。
加えて、肩の痛みがむち打ちによるものだった場合、さらなる痛みや不調が出てくることもあります。
むち打ちとは交通事故により首に衝撃がかかることにより起こる症状・痛み・不調のことです。
むち打ちの場合は自己診断・放置での改善は難しいと考えた方が良いでしょう。
むち打ちによりめまいや吐き気、頭痛、肩も含む首周りの痺れなどが出てくることもあるため、注意が必要です。
交通事故後の痛みは甘く見ず、早めに病院や整骨院に相談することが重要になります。
■最後に
札幌市の当整骨院には柔道整復師の国家資格を持つ熟練スタッフが在籍しています。
有資格者のスタッフがていねいに体の状態や事故のときに話をヒアリングし、痛みの根本原因はどこにあるのか突き止め、軽減のための施術を担当いたします。
「交通事故が原因か分からないが肩がいたい」
「肩が痛いが、他の部分にも痛みや不調があるので原因がどこか分からない」
「むち打ちかもしれない」
など、交通事故後のお体のことで困っているならお気軽に東かりき鍼灸整骨院へご相談ください。