
コラム2025.05.09
【運動や部活をしている方は要注意!寒いときによくある怪我や対策とは?】
春は暑い日と寒い日が不規則にやってきます。
中でも特に寒い日は怪我をしやすくなっていますので、要注意です。
春の寒い日に怪我しやすい理由や、運動や部活で寒い日に多い怪我について解説します。
■運動や部活で寒いときに怪我が多い理由
運動や部活では6つの理由から寒い日に怪我しやすくなっています。
春は暖かい日も多いですが、唐突に寒い日もやってきます。
寒い日は「今日は怪我に注意しよう」と気を引き締めてください。
・寒い日は寒さによって筋肉がこわばってしまうから怪我しやすい
・寒い日は血行が悪くなり、さらに筋肉がこわばってしまうから怪我しやすい
・運動前に体温が低くなっていることが多く、体が温まりにくいためさらに怪我しやすい
・寒い日は筋肉が冷えてしまい、体が思った通りに動きにくくなる
・寒い日は神経の反応も遅くなるため、体の動きが鈍くなってしまう
・春は急に寒くなったり、急に暑くなったりするので、天候や気温が読みにくい
■運動や部活で寒いときに多い怪我は?
春の寒い日は運動や部活で特に次のような怪我が多くなっています。
・手首や足首の捻挫
・肉離れ
・靭帯損傷
・肩の打撲や脱臼
・膝の怪我や痛み
・突き指
・腰の痛み
・関節の痛み
運動中に怪我をしても、運動に夢中で痛みや怪我に気づかないことがあります。
そして、運動や部活が終わってから「足首が変かもしれない」「間接に痛みがある」などと気づくことも少なくありません。
春の寒い日は寒さに気を取られて怪我や痛みに気づかないケースもあります。
運動や部活の後に体に違和感がある場合や怪我している場合、痛みがある場合は、放置せず、早めに整骨院を受診してください。
■寒い日の運動や部活で怪我を防ぐための対策
運動や部活での怪我を防ぐためにも、準備運動の時間を取ること、そして準備運動でしっかり体を温めておくことが重要です。
また、春は暖かい日と寒い日がありますので、寒い日はしっかり着込むなど、対策を取ることも重要になります。寒い日は冬用の運動服を着るなど、ご自身で寒さや暑さ調節をしていきましょう!
特に怪我しやすい部位については、保護することや、運動の前後にしっかりケアしてあげることもポイントです。
運動後に疲労感が回復していないときや、寒くて体調を崩しているとき(風邪気味であるなど)は、体調の悪さや疲労のためにますます怪我しやすい状況です。
ご自身のコンディションを見極め、必要であれば休憩を多めに取る、休みを取るなど、体を大事にしてあげることも大切な怪我予防の対策です。
■最後に
春は寒い日と暖かい日があるからこそ、
・運動のときの服装が面倒。寒い日も暖かい日の服装でいいや
・もう春だから、春や夏の運動メニューに切り替えて行こう
・運動のときにすぐ暑くなるので、準備運動は軽くする
・これから夏になるので、夏に向けて切り替えていこう
など、春・夏の暖かい日に服装や運動メニューを寄せてしまいがちです。
寒い日は怪我しやすく体調も崩しやすくなります。
寒い日と暑い日で服装などを変えるのは面倒かもしれませんが、しっかり怪我対策することが重要です。
運動や部活の怪我や痛みがあれば、すぐに札幌の東かりき鍼灸整骨院へご相談ください。