コラム2022.05.27
【産後の骨盤矯正が必要な理由を札幌にある整骨院が解説します】
産後は「骨盤が変形する」という話を耳にすることはありませんか。
産後は骨盤の変形によりさまざまな不調に悩ませられやすくなります。
産後に骨盤が変形する理由や骨盤変形による不調や整骨院での処置について、札幌の東かりき鍼灸整骨院が解説します。
■産後に骨盤が変形します
産後に骨盤が変形する理由は「出産の際に赤ちゃんが骨盤の間を通って生まれるから」です。
お腹にいる赤ちゃんが外に出るためには通り道を作らなければいけません。
しかし、骨盤などの骨が伸び縮みすることはありません。
骨は固いものだからです。
骨自体は伸縮しませんから、代わりに靭帯や筋肉などが緩んで、出産に向けて少しずつお母さんの体を調整していきます。
靭帯や筋肉は骨とつながっていますから、人体や筋肉が緩むことにより骨も影響を受けます。
出産に合わせて母体が調整をしている間、骨盤は一度バラバラに近い状態になると言われているのです。
出産が終わると母親の体は少しずつ元に戻ります。
緩んだ靭帯や筋肉も時間をかけて元に戻りますが、出産後は下腹部を含め下半身に力が入らないことも少なくありません。
出産や子育てにより腰まわりに負担もかかります。
そのため、出産のために緩んだ筋肉や靭帯がなかなか元に戻らず、一度ばらばらになったに等しい骨盤が歪んでしまうことがよくあるのです。
産後に骨盤が変形すると言われているのは、「出産のため」「産後になかなか回復できないから」「育児や出産により産後に負担をかけるから」などが理由になります。
■骨盤矯正が必要な理由
骨盤が変形したまま放置しておくとさまざまな不調の原因になる可能性があります。
骨盤矯正が必要な理由について、骨盤の変形が原因になりえる不調を挙げながら説明します。
・骨盤矯正により産後の腰痛など体の痛みを改善できる
産後は骨盤の歪みにより腰痛や背中の痛みに悩むことがあります。
骨盤を正しい位置に矯正し体の各所も無理せず動かせるようになれば、自然と腰や背中の痛みが改善する可能性があります。
産後の腰や背中の痛みを改善するためのも骨盤矯正は重要です。
・骨盤矯正により産後の便秘や冷え性などの不調を改善できる
産後は生理不順や便秘、冷え性、尿もれなどの不調に悩まされることがあります。
骨盤矯正により血行不順や体の動かしにくさ、むくみなど、産後太りなど各不調の原因を改善できる可能性があります。
産後の不調のお悩み改善のためにも骨盤矯正は必要です。
・骨盤矯正により産後の猫背など姿勢の悪さも改善できる
骨盤に歪みが生じると猫背の原因にもなります。
骨盤矯正により歪みを改善すると姿勢の改善効果も期待できます。
■最後に
骨盤と骨盤周りは出産に適したかたちに変わっていきます。
産後は骨盤の歪みなど、出産時の影響が残ったままになることも少なくありません。
骨盤が歪んだままだと不調や姿勢の悪さ、体の痛みの原因になることから、早めに骨盤矯正の処置を受けることをおすすめします。
骨盤矯正は産後数カ月がチャンスです。
産後の不調で悩んでいる方や出産前の体型に戻りたい方は、札幌の東かりき鍼灸整骨院へぜひご相談ください。